中古車 査定 相場表

昨今、自動車教習所の閉鎖、転業があいついでいると聞く。つい最近、我が家の目と鼻の先にあっ た自動車教習所も閉鎖され、建売住宅群に変わってしまった。あっというまのことだった。年々、受 講者数が減りつつあるなかで経営の見通しが立だなくなったのだろう。若者のクルマ離れはいよいよ 顕著になってきたようだ。地方はともかく、東京をはじめとした大都市では、クルマなしで暮らして いくのはかんたんだ。 言うまでもなくメーカーにとってこいつは死活問題であり、各メーカーはなんとか若者をクルマヘ 引き戻そうと、商品企画にあれこれ策を凝らしているようだが、昔のようにスポーツカーが若者に受 けるというわけでもなし、この件はそう簡単には解決しそうにない深刻な問題だ。 では、なぜクルマ離れするのか。理由はかんたんだ。クルマが若者にとって不自由なものになって いるからだ。クルマの所有、とりわけその維持にお金がかかりすぎるのだ。 まずはクルマを買うとき、消費税と自動車取得税がそれぞれ5%ずっで10%払わなければならない。 そこまではいいとしても、所有してから始まる重量税。いまのクルマはおおかた1トン以上だから、 暫定税率で車検時に2万4600円取られる。ここに強制加入の自賠責保険が24ヵ月分2万4950 円か加わり、さらに毎年払わなければならない自動車税が2トン未満で3万9500円だ。 ガソリンにも多額の税金がかけられており、揮発油税が11あたり53・8円だ。最近の高いガソリン価格で考えても実に3分の1が税金というわけだ。ちょ っと遠出して満タンにすると、2500円も税を取 られる勘定になる。 さらに世界的に見ても法外な値段の高速道路料金、これ またバカッ高い駐車場代もかかる。さらにくわえて加入し ないでは怖くて乗れない任意保険が、加入者の年齢が若け れば若いほど高い料率ときているのだから、若い人は救わ れない。 クルマを所有したが最後、お金の支払いでがんじがらめ だ。ライフスタイルに身軽さを求める若者が「そんな面倒 なクルマなんか乗らないヨ」と、クルマを見捨てるのも理 の当然であろう。かつてクルマは夜中にふと思いついて海 を見に行く、ふらっと友人、知人を訪ねる、そんなことを 気軽に実現してくれる肋斗雲だったというのに。 クルマはもっと気軽に所有・維持できるようにならない と、その魅力は衰えるばかりだ。クルマが楽しい社会、使 いやすい社会、こいつを社会全体で真剣に考え、実現して いかないと、日本のモータリゼーションは未来を失う。
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